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2008年7月 2日 (水)

原田新八郎作品に寄せて二首

昨日は友人のお母さんの講演を伊都文化会館できいたあと、
その会館の隣に美術館があるのを見つけた。
小さな美術館。伊都郷土美術館というらしい。
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/0008/museum/12/12.html
美術館は好きなので、入ってみた。入館無料。

一階には絵画が並んでいた。
原田新八郎というひとの作品らしい。
名前に心当たりはなかった。
なんだか魅力はあるけれど、これというパンチ力はなかった。
しかし二階に上る階段の踊り場で、
わたしは衝撃を受けた。
彫刻!
彫刻が掛けられていた。
原田新八郎は彫刻家だったのだ。
今日まで知らなかったが、前原市出身の有名な彫刻家だったのだ。
二階は壮絶だった。
等身大の男性女性、それも労働者。
「漁婦」、「働く人」、「土に祈る人」、これ全部作品のタイトル。
想像できますか?等身大の働く人の像が何体も何体も、ひしめきあうように展示されているさまを。
衝撃を受けたわたしは、とにかく歌をつくった。
これらの素晴らしい作品群が多くの人々の目にとまることを希望する。
きっと、作品から希望、労働の美しさ、郷土の素晴らしさを感じることができるだろう。
以下、原田新八郎作品に寄せて、二首。
mist
しんとした展示ルームに裸婦像の十体立てり歩めないまま

この耳をもいでおぬしにやろうかのう。おぬしの耳をもいでやろかのう
須藤歩実

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