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2008年7月

2008年7月31日 (木)

しましまタウン

しましまタウンにいってきた。

しましまタウン、しってますか?

しまうまタウン、しまうまダウン、しましまダウン、しまじまタウン、ではなく

しましまタウン。

つまり、しましまとらのしまじろう(ベネッセのこどもチャレンジの)がいる町です。Simajiro

今日は息子だけ連れて行きました。

今度は娘が保育園でお留守番。

しましまタウンの入場料は、子どもが大人の二倍。

だから、なるべく子どもの数が少ないほうが助かるのです。

それにここはそんなに広い場所じゃないし(ダイヤモンドシティルクルのなかにある)

(おそらく)対象年齢0~6歳という室内遊園地なので、

もうここにくるのも最後になるのだろうな、としみじみ(2回くらいしかいったことないけれど)

朝一番のショーだったので、しまじろうしか出てこなかったけれど、

息子は気にせず、なんだか張り切っていました。

(ここに娘をつれてきてたら、みみりん、らむりん、とりっぴいがいない!と騒いだと思う・・・)

楽しかったけれど、なんだか、お出かけ続きで、限界がみえてきたかんじ。

高速に乗るようなお出かけ、しばらくやめよう・・・。

ホームページも、つくったものの、なぜか転送できず、困っている。

とりあえず、体調がよくなってから考えてみよう。

なにかが少し、違っていることが多いんだ。

なにか、半角のアルファベット1字分くらいの間違いで、

すべてが間違っているようにみえることが多いんだ。

tかな、sかもしれない、けれど、tもsもという可能性は低い。

子ども達に持たせるための水着を、毎晩洗濯しているけれど、

その作業が済んだら、考えてみよう。tとsの、あるいはそれではない何かの問題を。

夏は、        はあ、疲れますwobbly

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2008年7月30日 (水)

「ぼくの久留米絣ものがたり」

きのう、ふるいジーパンを持って(あたらしめのジーパンは履いて)美術館に行きました。

そうしたら、あたまに手ぬぐいを巻いた学芸員さんが「おー、まにあったか」といいました。

手ぬぐいを巻く必要はないと思われるくらい短い髪の毛だったと思うし、冷房ガンガンきいた場所だから、やっぱり手ぬぐいはいらないんじゃないかなと思ったけれど、ひょっとしてこれは演出?とおもってききました。「それって、久留米絣ですか?」

違ったらしい。

というわけで、きのうは福岡県立美術館の夏休み企画「ぼくの久留米絣ものがたり」に行ってきました。

http://fpmahs1.fpart-unet.ocn.ne.jp/cont_j/topics/topics_det2_10.php?TOPICS_ID=164

なんでジーンズをもっていったかというと、「ジーンズフラッグ大作戦」というイベントのため。いらなくなったジーンズを切って、縫い合わせて、すきな絵を描いて、大きな旗をつくろうという作戦。さっそくわたしもジーパンを切って、ミシンで縫って、半分に切ってから、半分はエプロンに、半分はフラッグにすることにして、絵を描いた。

ジーンズに絵をかいたことははじめてだし、絵の具の感触がおもしろくて、ついつい長居をしてしまった。気がつけば周囲で小学生、中学生がおしゃべりしたりねころんだりしながら絵を描いていた。

で、完成したのが、下の写真。

左がエプロン、右(一番下)がフラッグ。

それから、4階展示室の久留米絣ものがたり、面白かったです。

機織体験もしました。難しかったです。それはコースターになるそうです。

それから久留米絣で一番作るのが難しい柄って何だと思いますか?とお姉さんに聞かれて、

大柄で複雑な模様のものを選んで答えたのだけど、正解はなんと、「蚊絣」といわれる、小さな模様がびっしり並んだものなのだそうです。

「蚊絣」という名前にまずびっくりしたし、そうか、そういえば、小さな模様のために無数に紐をむすび、染色し、紐をほどき、柄を合わせ、織り機に順番を間違えないように糸をかけ(単調な柄ほどおそらく間違えやすい)、柄を合わせながら同じ力加減で織っていく(というVTRも会場に用意してあった)作業を考えると気が遠くなりそうでした。

しかも久留米絣は丈夫で、洗えば洗うほどいい色合いになるらしいです(洗ったらいけないのかと思っていた・・・)

会場内にさりげなく高島野十郎や坂本繁二郎などの絵がかけてありました。

久留米にゆかりのある画家。

久留米からは青木繁も、松田聖子も、藤井フミヤも出ているなあ。

なぜかはわからないが、芸術や文化を育てる場所、なんだろうな、久留米も。

うちの父も久留米出身だな、そういえば。芸術や文化には程遠い感じですが。

「ぼくの久留米絣ものがたり」の会期は8月27日まで。

あ!ウサギかトンボのグッズを持っていくと、入場料が割引になります。

ぜひ子連れで遊びにいってみてください(保育園にチラシ置いといたから、みてね>近所のおともだち)

Imgp1529 Kenbi1

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2008年7月29日 (火)

作歌をストップ。

作歌、1週間くらいストップしています。

あ、そうだ、NHKラジオの「ケータイ短歌」特番の「青空」という題にひかれて一首つくった。あでも、メモしてなかったし、忘れたなあ。確か、すこし推敲して、初句をかえたのだと思うのだけど、初案はこういう歌

 青空へ二羽の鴎を描くように指揮棒を振る少年の指    須藤歩実

鴎はカモメにして出したと思う。ケータイ短歌だから。でも、オリジナルは、鴎。

鴎という字も、本当は正字にしなきゃいけないのだが、夏だし、鴎という略字がすっきりして見える。字画が多いと暑苦しくなるから。でも、カモメだと、ケチャップみたいだし(カゴメやってば)青と白のバランスをこわさないためには「鴎」を採用したいなと思った。

さて、この歌を出して数日後、NHKの方からお電話をいただいた。この歌をラジオに紹介してもらうだけではなく、電話出演して8人くらいで対決をする企画だったそうで(単純に応募してから募集要項を読んだので、びっくり)残念だけど辞退させてもらった。

東さん、穂村さんと、ラジオでお話しするの、楽しそうだったけれど、電話で対決は、こわいです。顔みえないし。きっと、歌もみえなくなると思う。

というわけで、この鴎の歌から、思考が作歌に向かわない、というか、向かいたがらなくなっている。

いろんな理由があるのだが、ひとつ大きな理由をあげるとするならば、短歌でなければいけないという、呪縛のようなものが外れたということかもしれない。

短歌じゃなくていい。料理でも、洗濯でも、ガーデニングでも、子育てでも、なんでもいいんだわーと思うと、とたんに作歌欲がなくなった。

なんでもいいんだわーの状態がけっこう面白いし、この3年間短歌を一番頑張ってきたから、「なんでもいいんだわー」が逆に新鮮。

ま、いっか。誰かに作ってといわれたら、つくりますが、しばらく短歌は自主休業しようと思う。

鴎の歌の話に戻る。

私は少年のイメージをよく使う。

単純に息子がいるからかもしれないけれど、

小学生の男の子が公衆の面前に晒されたときの表情、

神妙で、わらいたそうな、なきそうな、でも、どんなに真剣な顔をしても説得力がないようなあほっぽい感じ、

あれ、すごく大好きだなあと思う。

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2008年7月28日 (月)

マリンバ!

体調がわるい。

持病の薬を、朝・昼・夕・寝る前と飲んでいるが、今日主治医の先生から電話をいただいて、血液検査の状態が悪いので、また薬が追加になるそうだ。

ふらふらです。

でも、今日はアクロスのシンフォニーホールのランチタイムコンサートに娘といってきました。

浴衣や着物を着ていくと、博多織グッズプレゼントとあったので(博多織!さいきんおしゃれなんだよね。ピンクとか黄緑とか、パステルカラーも採用して、かわいいんだよね、でもちょっとお値段がそれなりに高いんだよね)久しぶりに浴衣を着ていった。

娘には、アクロスのトイレで浴衣を着付けてあげて(ずっと着ているのが気持ち悪いというから・・・)2人で入場。博多織のキーホルダーを2つもらいました。

会場、1階席満員になりました。2階席にもちらほら。子連れOKなので、そこここで、泣き声がしました。そうそう、演目は田代佳代子さんのマリンバのコンサートです。

http://www.marimba-music.com/

マリンバ、木琴の大きいやつね。あれ、小学校のとき、音楽委員会だったので(なんの仕事をしたのかは覚えていないけれど)ひたすらマリンバのトレモロ(?)だったかな、つまり、同じ音を連続して左右交互にたたく練習をA先生にさせられた覚えがある。あれ、しんどいんだよなあ。

田代さんは「きょうの料理」のオープニングを演奏されている、国際的なマリンバ奏者安倍圭子さんに師事され、東京で活動されていたが、18年前、福岡に帰郷し、マリンバのマの字もしらん土地でマリンバを普及させてきた方、なのだそうです。

演奏、すばらしかったです。田代さんの身体、細身で小柄なんだけど、ダイナミックな演奏でした。そしてマリンバの音の深かったこと!娘も隣でおとなしく聴いていました。

あの、バチ(とは言わないみたいだったけれど、なんだっけ、たたくやつ)を片手に3本とかよくもてるよなあ。複雑な和音をたたきながら、さらに、そのトレモロ(あってる?もしか、トレムロ?)を、簡単そうにやる。あれ、すっごい難しいってば!マリンバ教室の案内もしていたけれど、わたしにはあの楽器を演奏する体力はありまっせん。聴く専門にしようと思う。田代さんのような方がいてよかった。かわりに演奏してくれる人がいるなら、私がやんなくてもいいもんね。

娘は今度、ピアノのコンクールの予選に出る。そして本選が秋にアクロスのシンフォニーホールである。

シンフォニーホールで演奏かあ。わたしやったら、緊張して、1小節も弾けないかもしれないな。

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2008年7月25日 (金)

説教の作法

義兄から「読んでみたらいいよ」とすすめられた本(あえてタイトルと著者は伏せます)を、ああ、ちゃんと感想を添えて返さないといけないなと思い、読み始めた。

あれ?この本、未読だよね。でも内容、ところどころ知っている。

禅宗のお坊さんが書いた本なのだけど、(一昔前の)人生のやりくりの方法が書かれてあって、面白いのだけど、ところどころ、内容、知ってるぞ。

もしかして誰か、この本を下敷きにして、わたしに説教をしましたか?

数限りない人々から数限りなく説教されてきたので、いちいち覚えていないけれど、

説教するならするで、本のまんま説教したらいかんやろ(その場合、著者の名前くらいは言いましょう)

説教するならするで、自分の言葉でしいや、大人たち。

その自信がなかったら、本を貸すとか、そういうふうにしたらいいんとちがう?

人の言葉をそのまま借りてきたらいかん。(借りるときは借りてきましたよと言わないかん)卒論書くとき、習ったやろ?

自分で一旦飲み込んで、消化して、発展させて、オリジナルの言葉を大切にしつつ、自分の言葉で語らないかん。

わたしはそう思う。

そんな偉そうなことを言ってしまった私も、知らず知らず、言葉や表現を盗んでしまっていることがある。

それに気がつくか、気がつかないか。

借り物の言葉か、自分の言葉か、それだけは確実に判断できるような精神状態を保ちたい。

chick

(以下、超地元ネタ)

今日は椎葉の温泉旅館「涼山泊」の駐車場にある湧水を汲みに行った。

3分100円で汲み放題なんだけど、うちの20リットル入りポリタンクは30秒くらいで満タンになった。

あと、どうしたらいいんだろう。とりあえずもったいないから、手足を浸した。

ひゃー!きもちいいー。ひゃー!

本気出して汲めば、1分で40リットル汲めるよ。3分だと120リットルよ!

120kgの水。ぞっとするわ。お友達お誘いあわせの上、行くのがベストかも。

味、やわらかくて、おいしかったよ。うちは料理や炊飯に使います。

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2008年7月24日 (木)

笹井くんが新聞に座っていました。

Imgp1516 今日、7月24日の西日本新聞(朝刊)の文化面で、

歌人(であり友人の)笹井宏之くんが大きくとりあげられています。

ぜひ、ご覧ください!

西日本新聞の平原さんが有田まで取材に行かれました。

おつかれさまでした。素敵な記事ですね。わたしもなんだか嬉しいです。

あっ、今日、土用丑の日・・・。うなぎ、うなぎ。

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おくすり短歌・7月

「おくすり短歌27~4次元ポケット~」

幼子の瞳に何が映るのか覗き込んだら私の瞳

carouselpony

先日、小学二年の甥と遊んだ。

のんびりとした山あいの集落に夫の実家はある。

甥はそこで逞しく育っている。

分校に同級生はいない。

でも、学校は楽しいようだ。

蛙や川遊びの話をしながら分校へ行くと、一年生の男の子一人と、五年生の女の子二人に出会った。これで四人。分校の全校児童の約三分の一が揃ったことになる。

私は都会で育った。福岡市の中心街・天神の近く。

田畑もなかったし、虫や蛙や花の名前もよく知らずに育った。

だから、私には山の分校の子ども達が眩しく見えた。

五年生の女の子達に将来の夢をきいてみた。

「薬剤師になりたい」しっかりした答えだ。

「ドラえもんの四次元ポケットを発明したい」四次元ポケット?なんで?

「ポケットがあれば、時間割を準備しなくていいから便利。朝、ぎりぎりまでごろごろできる!」

なるほどね、エコバッグもいらんかもしれんね。でも、あのポケットをお腹につけるの、ちょっとかっこわるくない?

「あ、そしたら、ポシェットにしようか。色もピンクにして、ラメつけて、かわいくしたら売れるかも!」

売れる!ノーベル賞!と騒ぐ私を不思議そうにみる子ども達。

「ノーベル賞ってなに?」

あー、えっと、とにかくそのポケットが発明されたら、おばちゃんは買います。

分校の子ども達の瞳は、輝いていた。

帰宅して、近所の子ども達の瞳を観察してみた。きらきらしている。

ただまぶたの開き具合が違うように思えた。

大自然の中で育つ子ども達は、目をめいっぱい見開いていた。

近くの畑にテントが張られて、トマトの直売がはじまった。

先日、思い切って買いに行った。

去年はテントを覗く勇気がなかったのだ。

おばちゃんのトマトは、すごく甘かった。            須藤歩実(歌人)

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2008年7月23日 (水)

明日、西日本新聞に、笹井くんが

速報。

明日の西日本新聞に、笹井宏之くんの記事が載るそうです。

わあ、すごいね。たのしみね。

えーっと、文化面。だから、朝刊だよね。

ちなみに笹井くんのお父さんの記事は8月に掲載されるそうです。

すごいな、笹井父子。

shine

私は、というと、ツタヤでポニョを借りてきて、へヴィー・ローテーション中。

あたまが進化の過程を辿りつつあります。退化?進化ではなさそう。

「おくすり短歌」のモデルになってくれた女の子二人と、甥と、近所の畑のおばちゃんに掲載紙をプレゼントしようと思って、コンビ二めぐりをした。

それで、次郎丸より北のコンビ二には、毎日新聞が確実に置いてあることがわかった。(超地元ネタでごめんなさい)

それ以南になると、ちょっと置いてあるかどうかあやしいかんじ。

田舎に住むと、こういうところが不便だけど、田舎に住んでいないと書けなくなると思うので、ここより都会には住まないぞーと思っている。(もっと山中でもいいくらい)

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今日は「おくすり短歌」の掲載日

きのう、お迎えのとき、りりママさんに会って、

「ポニョ観にいったっちゃろ~?」ときかれて、どきっとした。

なんで知っとうと?あ!・・・ブログか。

というわけで、ご近所さんも、遠くのお友達も、ごきげんよう。

毎月第4水曜日は毎日新聞九州版の「おくすり短歌」の掲載日です。

今月は「4次元ポケット」というタイトルをつけてもらいました。

みんな、毎日新聞を買いに行こう。

そうやな、天神とか博多駅とか、福大病院とかにあるよ。

あ、姪浜駅にもあるかな。それと、なるべく街に近い大きなコンビニだったら、あるけん、買ってね!

よろしくおねがいします。

昨日から、風邪ひいたみたいで、発熱が続いています。

38度まであがったので、熱さましを飲んだら、しゃーっと汗が出て、平温に戻りました。

おかげで夜の家事ができたのだけど、なんだか薬ってこわいなあと思いました。

じっさい今朝、足がふらついて、動悸がしばらく止まりませんでした。

体の健康が一番たいせつやなあ。

とりあえず、今日はおとなしく、横になりながら、一日が終わるのを待とうと思います。

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2008年7月22日 (火)

小説の書き方

題名はわからないが、小説の書き方の本のコピーを、会社を退職するとき、先輩からもらった。どうやら、わたし、周囲に、「物書きになりたい」と言ったらしい。

先輩は自分の大切な本をわたしに読ませたいがために、深夜のコンビニで、せっせと100枚以上コピーしてくれたのだろうな、と思うのだが、(うーん、本を買ったほうが安上がりだったのでは?)当時は「ふーん、どうもありがとう」くらいしか反応しなかった。申し訳ないことをしたと思う。

おととい、そのコピーのことを思い出して、読んでみた。

なんと、題名も、著者もわからない。(しかもときどきコピーし損なっていて、ページがとんでいる)

でも、おもしろいなあと思った。本当に初心者が小説を書こうと思うと、タロットカードのようなカードで主人公の過去、現在、未来、などを占い、それを物語にしたてていく方法が有効のようだ。(わたしは、ちょっと遠慮しておくけれど)

うーん、Hさん(その先輩)、題名と著者、わかんないですー。

そんなことを思いながら、きのうの昼に見た夢は、Hさんが大きな会社の副社長(社長の娘婿)になっていて(あ、Hさんはリアルでは既婚です・・・)、私、その会社まで、そのコピーを持っていって、題名と著者をきこうとおもったのだけど、海に迫り出すように建てられた会社で、フロアにも海水が張ってあって、青い柄(波?)の服を着たHさんに「おー、そこで泳いでもええでぇ」といわれた夢だった。

泳げるかいな、というくらい浅い海だったが、とりあえずポニョはいなかった。

そうだ、題名題名、それと著者。と、Hさんを見るも、打ち合わせ中の様子。

題名、著者。そんな些細なことは海の上の会社には関係がないように思えて、訊くのをあきらめた。

fish

わたしが小説を書く日がくるかもしれない。

こないかもしれない。

そんな些細なことは、どうでもいいのかもしれない。

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2008年7月21日 (月)

ポニョポニョ

『崖の上のポニョ』を観にいった。

http://www.ghibli.jp/ponyo/

実は、明日は結婚記念日。

記念日続き。

で、家族4人ではじめて映画を観にいった。

ポニョはローソンの前売り券を買うほど楽しみにしていた映画。

子ども達ははじめての映画。下の子4歳が大丈夫かなあと心配していたが、

上映中、上の子6歳の具合が悪くなったらしく、夫が抱いて背中をさすっていた。

あとからきくと、目のついた波が街に迫ってくるのが怖く、動悸がはげしくなって、息がしにくくなり、苦しんでいたそうだ。

下の子はぜんぜん平気で、わらっていた。

なんとなく隣が心配だったが、映画はおもしろかった。

カンブリア紀の魚がたくさん出てきたところ、

ポニョが進化の過程を辿りながら変身するところ、

デイケアのおばあちゃんたちが生き生きと描かれていたところ、

さすが!だった。

ユナイテッドシネマは全席指定だったから、チケットを買ったら並ばずに済んだし、また家族で行こうと思う。

ポーニョポーニョポニョさかなのこ~♪

があたまから離れない。

今週いっぱいくらい、ポニョブームがつづきそう。

まんまるおなかの女の子♪

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油絵を描こうかと思ったら

シャガールの世界があまりにも楽しそうだったので、

わたしもそちら側に行きたくなって、まず、「グワッシュ」という絵の具のことを調べた。シャガールはこれを愛用していた。水溶性のアラビアゴムを媒剤とする不透明水彩絵の具、っと、わたしの電子辞書はいいました。

さっぱりわからん。

画材屋さんに行こうかな、でも、疲れちゃって動けないので、ネットで検索していた。

(検索するうちに水彩から油絵に欲求が変化した。なんでだろう、たぶんイーゼルがほしかったのだろうなあ。あれ、かっこいいやん。浜辺とかで立ててみたい)

そうして、たどり着いたのが、画家・カンジさんのサイト。

油絵・初心者必読 辛口メモ「やめてください これだけは」

http://www31.ocn.ne.jp/~kann/artfile/yamete1.html

爆笑してしまった。ああ、そうやなあ、そうやなあ。

わたしも「短歌・初心者必読 辛口メモ」なるものを20年後に書いたら同じようなことを書くんやろうな。

というわけで、油絵は油絵専門の人にお任せするとして、自分は絵画をもっと見たり感じたりして、絵画についてのエッセイを書く人になりたいなと思う。

シャガールは晩年まで陶芸やタペストリー、彫刻など様々な可能性を試している。

彼に98年の寿命を授けたユダヤの神に、私達は感謝しなければならない。

シャガールの伝記を読み終えた。

若い頃、酷評し、毛嫌いしていたピカソと、晩年は肩を抱き合って写真におさまるシャガール。

わたしは、ピカソもすきなので、ほっとした。

次は、できるだけ近所にピカソ展がこないかなあー、と考えている。

pisces

カンジさんに連絡をしてリンクを貼らせていただいた。

カンジさんのブログ。素敵です。

http://plaza.rakuten.co.jp/kanart2/

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2008年7月20日 (日)

7月6日はダブル記念日

以前に、7月6日はピアノ記念日ということを、このブログで紹介したが、

http://ayumi-sudoh.cocolog-nifty.com/patapata/2008/07/post_9d28.html

もうひとつ。これは個人的にぞっとしたのだが、7月6日はマルク・シャガールの誕生日といわれている(とシャガール展のキャプションに書いてあった)

彼の誕生日。町は大火事になり、たいへんな騒ぎのなか、誕生したのがシャガール。

いま、シャガールの伝記を読んでいる。

『シャガール-色彩の詩人』(ダニエル・マルシェッソー著、高階秀爾監修、創元社)

半分くらい読んだが、シャガールの生涯のまだ3分の1くらいしか達していない。

まだ、妻のベラが健在な頃。

シャガールは「ベラのOKをとらずに仕上げた油絵や版画は1枚もない」という。

私は思った。シャガールが偉いんじゃなくて、ベラが偉いんじゃないの?

読みすすめていくうちに、どんどんそう思うようになった。

ベラと、娘のイダ。シャガールはこの二人の強力な理解者に愛情と熱意を持って育まれた画家なのだ。

あ、でもまあ、シャガールも、まあ、偉いよね。ちゃんとベラとイダのいうことをきいたのだから。

ベラを描いた作品は深遠で吸い込まれそうな美しさをたたえている。

シャガールは、ベラを深く愛していた。

ちょうど今朝読んだ、石田衣良が毎日新聞の日曜版で連載している『チッチと子』にも、

シャガールの作品をモチーフにしたのではないかと思われるような表現があった。

後にアメリカに亡命し、ベラが亡くなり、シャガールはベラへの想いに悩む。9か月絵筆をとれなかった。多作の彼にとって、それは非常事態だった。見かねたイダは身の回りの世話をする女性として、ヴァージニアを紹介する。

一方、『チッチと子』は売れない小説家が妻を亡くし、小学生の男の子を育てながら、執筆と家事を両立するというストーリー。

『チッチと子』のこの一節を読んで、シャガールの『振り子時計の自画像』を思い出した。

>不在の人のほうが、重い存在感を持っている。もうもどらないことはわかっていても、薄いレースのカーテンでもかけるように、亡くなった妻と三人でいる形を重ねてしまった。意味などないし、第一香織にも失礼である。悲しくなるだけだったが、自分の心の動きはとめられなかった。(石田衣良 毎日新聞連載小説『チッチと子』7/20日掲載分より引用)

石田衣良は有名だが、わたしは作品をまともに読んだことがない。

基本的にテレビによく出る作家の作品は読まない主義。

(テレビに出る暇があれば執筆しろよ、的な考え。でも食べていくためには、メディアへの露出って必要(悪)なんだろうな)

でも、今回の『チッチと子』は、やや批判的な態度をもちながらも、毎回読んでいる。

(大体、小説家を主人公にするところが、取材する暇がありませんでした的な臭いがただよっているし、初回ははっきりいって、もう読むのやめようかと思うくらいひどい内容だった。たぶん書く時間がないんだなあ、この人、という内容。まあ、だんだん面白くなってきたのだが、上の引用の「レースのカーテン」の出し方も唐突だし、すこし雑な書き方をしているなあと思った。発想はいいのだけど、あたためる暇がないのだろう。人気作家ってかわいそうだな)

熊本に無理して行ったり、昨日は一日中子連れでうろうろしていたので、ダウンしてしまった。唇のまわりにブツブツができている。これは危険信号。今日の予定はすべてキャンセル。

体が思うように動かない。困っている。

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友達のパン屋さん

私は中学校になじめなかった。

一応まいにち学校には行っていたが、「不登校」という言葉を知っていたら、間違えなく登校しなかっただろう。

友達とうまく付き合えなかった。部活でも、クラスでも。

友達いわく、わたしがまず悪いことをするらしい。よくわかんないけれど。

それを仲間はずれや、上靴隠しなんかで制裁を加えていたらしい。

よくわかんないけど。

とりあえず、上靴がなくて、困ったよなあ。

で、そんな暗黒の中学校時代を経て、晴れて高校に入学し、

気のあった友達もでき、精神的にも落ち着いた。

なぜ、こんなことを書いたかというと、わたしの中学高校時代をよく知っている友人に高校卒業以来はじめて会いにいったのである。

 何度行っても路地を曲がってしまうのでパン屋になった友に会えない

                      須藤歩実(『未来』7月号)

これは、実話。

彼女がパン屋さんになったのは、風の便りで聞いていたし、共通の友人からそのお店の名刺までもらっていたのに、なぜか何度行っても路地を曲がってしまい、会えなかったのだ。

昨日は慎重に行った。ナビに住所を入力し、いつもと反対方向からそのお店に向かった。

あった!駐車場に車をとめ、子ども達を連れて、お店のドアを引く。

「Nちゃん!」

「あー!、かずよちゃん!(わたしの本名)」

それからお互いの近況について簡単に話しながら、パンを買った。

すごくおいしかった。それにすごく種類も豊富。

テレビでよく紹介される名店らしい。なるほど、遠くからでも買いに来る価値はあるかも。

西新(城西より)の「コナ・エ・ウフ」というお店です。ちょっとググってみましょう。

http://blog.so-net.ne.jp/machilog_mt_fukuoka/2005-09-20

http://r.tabelog.com/fukuoka/rstdtl/40004007/

すごい。ネットでも大評判なのね、Nちゃんのお店。

ちなみにこのパンは、ご家族で作られています。

Nちゃん、Nちゃんのお父さん、Nちゃんのお母さん。

いいなあ、なかよし家族。

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2008年7月18日 (金)

シャガール展!

Kokekemushi これ、なんですか?

「こけけむし」

今日は熊本県立美術館に行きました。

高速バスで片道2時間。

意外と近い熊本市。

何の御用かといいますと、heartシャガール展heart

シャガール、おお、シャガール。

体調が悪いので一旦は断念しましたが、今朝、気がついたら高速バスにのっていました。

るるるシャガール。今日が初日だったのです。

http://www.museum.pref.kumamoto.jp/event/kikaku/chagall2008/chagall_index.html

ああ、みにいってよかった。

私、美術に興味を持った頃、画集を美術館の図書室で読みあさっていて、

シャガールを知りました。

なんと、自由な詩なんだろうと、いっぺんで好きになってしまいました。

その頃に作った歌が、これ。

 父さんと母さんの声鋭くて僕はシャガールのヴァイオリン弾き

               須藤歩実(2006年短歌研究新人賞佳作入選作より)

このときは、なぜこんなにシャガールのヴァイオリン弾きに惹かれるのか

わかりませんでした。

でも、今日、シャガールのヴァイオリン弾きに何人か出会って、

そのほとんどが暗い顔色をした人だったのですが、

ユダヤでは婚礼のとき、ヴァイオリン弾きが登場するというキャプションを読んで、

ああ、なるほどなあと、納得しました。

ヴァイオリン弾き。シャガールのヴァイオリン弾き。

なるほどなあ。

わたしはこのごろ、アンテナの受信状態が強すぎて、

美術作品から語りかけてくる声がきこえたりするのですが、

シャガールは何も語りませんでした。

そこに、象徴として、存在しました。

わたしは、それを、安心して感じることができました。

行ってよかった。熊本。

Kumamotojyouシャガールを1時間半くらい堪能したあと、

バスの時間が迫っていたので、あわてていたのだけど、

美術館に「古墳展示室」なるものがあり、

ついつい寄ってしもた。

奈良に住んでいたので、古墳ときくと、ふらふらっと行ってしまう。

で、バスに乗り損ね、時間があいたので、熊本城へ。

天守閣の上までのぼりましたよー。階段で。6階だったかな。しんどかった。時間なかったし。

窓が、あって、市内を一望できるのだけど、長崎側と宮崎側は開放的な大きな窓だったのに、福岡側は低い、小さな窓でした。なんで?ま、いいけど。

加藤清正さんが建てた城らしいですね(日本史、あまり興味ないので、そのへんあまりわかんない)日本三大名城のひとつ。別名「銀杏城」。

ぎんなん?いちょう?と思って、地図をよくみると、天守閣の脇に大銀杏が立っていたようです。

雨がひどくなってきたので、天守閣を降りたら、そのまま帰りました。

で、寒いからタクシーにのったら、運転手さんに「なんで子どもさんば連れてこんかったとね。水前寺公園に行かんとね?」とおこられました。今度子連れでいきますいきます、ごめんなさいー。

シャガールのこと、たくさんたくさん話したいけれど、今はあたまのなかにストックしておきます。

そのうち、どこかに書けたらいいな、シャガール。

シャガールheart

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.biz

はあ、ちんぷんかんぷんだ。

ドメインを取得したのだけど、.jpだと月額700円で、.comとか.infoとかだと300円らしい。

なぜ?

とりあえず安いのをー、と思って、手に入れたドメインgeppo.biz

あとで調べたら、bizはビジネス用らしい。

ま、いいか、短歌がビジネスになればもっとよい。商売繁盛笹持っておいで。

sun

暑い。

昨日は、ピアノ教室。

先生(わたしの幼なじみ)が、なめらかに弾けない娘にさっと絵本を差し出した。

「読んでごらん」

赤ちゃん用の絵本だった。娘は、難なく読めた。

「じゃあ、今度はひらがなさんを一つひとつ読んでごらん」

娘は面白がって、かくかくよみはじめた。ロボット読みだ。

「ね、ピアノもね、いまこういう感じなのよ、ロボットみたいでしょ。メロディもお話なのよ。お話を聞かせるように弾いてみてね」

ほおおう、と感心した。彼女は、技術も教えるが、メロディになると、心で感じて弾いてね、と教える。

ほう、ほう、わたしも小さなとき、彼女にピアノを習っていたら、大人になるまで続けられたかも(はいはい、いいわけですよー。途中で練習が面倒になってやめたんですよー)

むすめがうらやましいなーと思った。

幼なじみが素晴らしいピアノの先生になったことを誇りに思った。

sun

昨日は、電話を2本かけた。

笑ってしまうくらい同じことを言われた。

お二人とも、わたしが影ながら、姉、母、と慕っている方である。

Eさん、Tさん、ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくおねがいします。

(E.T.では、ないです。そんなところでひっかかるのも変ですが、こういうので1時間くらい笑えてしまうので、早く治したいです)

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2008年7月17日 (木)

向日葵の花言葉

ホームページビルダーは12まで出ているらしい。

うちにあるのはV9。

でも、テンプレート集を買ってきたので、なんとかさまになるサイトが作れるんじゃないかな。

というわけで、ただいま、工事中。

工事が終わったら、既発表のエッセイや短歌を紹介できる場になるかと思います。

(できるまえにちからつきたらごめんなさい)

心配な女の子(16歳)と昨日の朝、話し込んだ。

母親のかわりに保育園児(年子2人)の送り迎えをし、

帰宅したら家事や育児のほとんどをするそうだ。

学校には行っていない。ぜんそくで受験できなかったという。

(うーん、受験のチャンスは1度ではないから、何か他の事情があったのだろう)

言動がおかしいところもあるが、素直ないい子だ。ただ、ものすごくストレスがたまっている様子。無理もない。16歳で母親業は辛すぎる。

将来のことなどを話して、最後に「へんなことをきくけれど、花言葉っていくつ知ってる?」と訊かれた。

うーん2つくらいかな。Aちゃんは何個知ってる?

1個だけだよ。向日葵。「あなたを見ています」っていうの。

目線を追うと、すっくと咲きたての向日葵が立っていた。ぞっとした。

「花言葉なんてしってるの、気色悪いでしょう」と彼女。

そんなことぜんぜんないよ、すごいやん!といって別れた。

なんとか定時制高校を受験してくれないかな、と思って、彼女に勉強を教えるよとも申し出たのだが、わたしの体力も限界にきている。

それでもあの16歳のあのすばらしい時間をあの子は焦り、憎み、自分を貶めながら生きているのだと思うと、いてもたってもいられなくなる。

結局、世の中、お金なのか?

yacht

 金にては幸福は齎されぬといふならばその金をここに差し出し給へ

 安立スハル(『安立スハル全集』より)

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2008年7月15日 (火)

ピアノ

我が家に待望のピアノがきた(カワイの電子ピアノ)

娘の練習用として、いままでキーボードを使っていたが、

鍵盤が軽く、音の強弱が出せないため、ピアノを買うことになった。

実家にはアップライトピアノがある。祖父母がいまの娘と同じ頃にわたしに買ってくれたもの。しかし、うちはハイツだから、ピアノを置いてはいけないというきまりがある。壁がうすいからね。

だったら、ヘッドフォンのつく電子ピアノを、と探しに行ったのが、7月6日。

購入後、河合楽器から絵本と手紙が送られてきた。

「ご購入いただきました7月6日は、ドイツ人医師であるシーボルトが日本に初めてピアノを持ち込んだ記念日でございます。そんな記念の日、弊社デジタルピアノをご購入のお客様に『楽器の絵本 ピアノ』をプレゼント致します」

おおー、7月6日はピアノ記念日。

知りませんでした。それに、この絵本がまた面白かった。

ピアノを作る工場の工程やいろんな形のピアノ、著名な作曲家、演奏家の紹介など。

読んでいてあきない一冊でした。カワイさん、どうもありがとう。

Piano

さっそく一曲弾いてみました。

楽譜があったので、『エリーゼのために』を弾きました。

昔みたいに指は動かないけれど、昔より楽しく弾けました。

子ども達が帰ってくるのが楽しみ。

ヘッドフォンは2つ付けられるので、娘と連弾しようと思います。

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2008年7月14日 (月)

田丸まひる歌集『晴れのち神様』

田丸まひるさんのことは前から知っていた。

親しくなったのはごく最近のこと。

縁あって、田丸さんの第一歌集『晴れのち神様』(ブックパーク)をいただいた。

本人は「若気の至り」という。刊行は2004年4月。

田丸さんが20歳のときの歌集。

あとがきの冒頭

>二十歳になりました。

>ずっと前から、二十歳になったら何かをつくろうと思っていました。

>かたちあるもの。その願いが、この歌集になりました。

とある。当時、医大の学生だった、田丸さん。

今は研修医として頑張っている。

さて、その『晴れのち神様』

すばらしい歌集だった。

好きな歌をあげてみる

>五センチのヒールを履いて三センチ君に近づくような気になる

・・・すこし既視感のあるフレーズだが、その二センチの差がおもしろい

>なんで今止まんないのよこの心臓わたし死ぬほど幸せなのに

・・・医大の学生とはとても思えない、めちゃくちゃな愛の表明である。そこが田丸まひるの魅力だといえよう。

>嘘つくのもっと上手な人だって勝手に思いこんでてごめん

・・・こういう冷静さの中に作中主体の優しさが宿る。そうか、田丸まひるの作中主体は揺らがない。決して。そういう強さも田丸まひるの魅力のひとつ。

>前向きに生きろと言われてその「前」がどこにあるのか分からなかった

・・・この歌を読んで、はっとした。田丸は子どもなのか?純粋に周囲の言葉ひとつひとつに反応し、傷ついている少女を思い浮かべた。

>傘がまた破れた傘が傘がまた最近雨ってとがってるのね

・・・下の句のあきらめがせつない一首。自分のせいではない。あなたのせいでもない。誰のせいでもない。雨のせいでまた傘がやぶけてしまったのだと。傘はもちろん隠喩であろう。

>「赤いのよ。私の嘘も信号も。それでも渡ってくると誓うの?」

・・・何もコメントできないが、ぐっと心に迫ってくる一首。わたしなら、誓うだろうか。

>つまらないくせに無理して笑うのね 悪意の足りない人ばかりいる

・・・この歌を多くの人に読んでもらいたかった。わたしの今の心を代弁している一首。まひるちゃん、ありがとう。

>いくら君が地球に優しくしてたって私に優しくなくちゃだめです

・・・こういう素直な甘え方ができたら、どんなにいいだろう。

(田丸まひる歌集『晴れのち神様』より引用)

heart

田丸まひるさんのHP

http://replicaprince.easter.ne.jp/

歌集『晴れのち神様』はこちらで購入できます。

http://www.bookpark.ne.jp/cm/utnh/detail.asp

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2008年7月12日 (土)

未来短歌会を退会しました

こんにちは、須藤歩実です。

このたび、休会していた、未来短歌会を

一身上の都合により、退会させていただくことになりました。

未来短歌会の皆さまには、あたたかく応援していただいていたのに、

このようなことになり、本当に申しわけなく思っています。

何度謝っても足りないくらいです。本当にごめんなさい。

すこしずつお礼とお詫びのお手紙を出していこうと思います。

わたしをここまで育ててくださった、加藤治郎さん、

応援してくださった、岡井隆さんをはじめ、未来の先輩方、

そして、励ましてくれた未来の若手メンバーたち、

感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

今後はどこの結社にも属さず、自分のペースで歌を作っていこうと思います。

bud

あなたにはあなたの歳の刻まれる肉体がある切り株のうえ

あゆみ

bud

ありがとうございました。みなさまのご健詠をこころよりお祈りしております。

2008年7月12日

須藤歩実 拝

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謎のハンガリー人、アチェさんに、「樹をだきしめなさい」といわれたのだが、

だきしめたくなるような樹がみつからなくて困っていた。

だが、今朝、ある人に電話して、その樹がどこにあるのか教えてもらった。

本当は気付いていたのだ、その大樹があることに。

でも、抱きしめていいのかどうか、迷っていたというか、遠慮していたのだ。

樹に電話した。樹は抱きしめてくれた。

いまはほっとしている。わたしは、ここにいてもいいのですね。

いろんな出会いがあって、別れがあって。

それがいまのわたしを形成しているのなら、わたしも、樹なのではないか。

しかし、わたしは誰かがだきしめたくなるような樹ではない。

枯れそうな樹だ。高島野十郎の「早春」に描かれているような樹。ふにゃふにゃにまがりくねっている。

自分に栄養と休息をあげようと思う。歌は二の次。まず自分が元気にならなければ。家族や友人が心配している。

けさの2本の電話でこころのざわざわが収まった。

ありがとう、2本の大樹さん。

さあ、眠ろう。

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2008年7月11日 (金)

母。

Mama うちの母です。

昨日の西日本新聞に載ったそうです。

母は、ゆーめー人です。

子どもに環境問題の話を子どもの言葉で伝えています。

温暖化問題なんかをパネルシアターで子どもに説明します。

保育園から大学まで、講師依頼が殺到している、ひっぱりだこの、ゆうめい人です。

くわしくは、こちら↓

http://www.nvc.pref.fukuoka.lg.jp/conte/conte/2007autumn/npo_voice/index.html

そういえば母のホームページをつくる約束をしていたなあ。

まずはじぶんの歌集をつくってから、母の仕事をぼちぼち手伝おうと思っています。

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めざましテレビの大塚さんが怒った。

かつて、わたしはテレビ局に就職したくせに、

自局の番組を自宅ではほとんど観なかった。

はっきりいって、テレビなんか、きらいだった。いまも嫌い。

でも、フジ系の「めざましテレビ」だけはよく観ている。

最近は朝、創作や手紙を書くのに忙しくて、

テレビをみないようになっていたのだが、

夫も「めざまし」のファンなので(特に天気予報のファン)

今朝はなんとなく「めざましテレビ」をみていた。

大塚さんが還暦なんだって、へええ。

15年間の大塚さんの歩みのような特集をやっていた。

大塚さん、今度、ちゃりんこで長いこと走るらしい(このいい加減な情報提供やめなさい!)

がんばれー。そして、次のニュース。

山本モナの新番組が白紙になりました。

報道番組だったそうね。あの、アミーゴ伊藤さんと組んで。

モナさん的には復帰第一作になるはずだったのよね。

なのに、なんやしらんけど問題を再びおこして、番組が白紙になったって。

大塚さんが、怒っていた。

あんなに怒った大塚さんを初めてみた。

同じ過ちを繰り返したことを残念に思うって。

わたしも、そう思う。

不倫とか、それがいいかとかいう問題は別として、

応援してくれる人を土足で踏みにじるような行為をしたのだなと思った。

モナさんの最近の活動を痛々しく思っていたわたしは、これは悪いけれどなるべくしてなった事態だと思うのだけど、

そんなにテレビがいいのか?有名人にこだわるのか?

それが幸せなのか?おい、モナさん、ちょっと考えてみい。

大塚さんはたぶん「二度と顔をみせるな」と思っているのだと思う。推量よ。

でも、わたしが大塚さんだったら、二度と山本モナの顔をみたくないと思うだろう。

去れ、ここから。この世界から、去れ。同じ過ちを二度繰り返すことはゆるされないのだ。

もっと、ストレスのない、自分を追い込むことのない場所でモナさんが活躍することを祈る。

大塚さんは、かっこいい。ちゃりんこ、がんばれ。

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2008年7月10日 (木)

猫のまきちゃん

今朝、保育園に入ろうとしたら、タイヤでバリケードができていた。

その隙間から、三毛猫(野良。さいきんこのあたりをうろうろしている人懐っこい猫。たぶん捨て猫。人間に飼われたことがあるのだろう)が園に入ろうとしていた。

子ども達は大騒ぎ。

猫だ!かわいいー。こっちにおいで。いや、入ってきたらいかんよ。

先生は困惑していた。

「猫アレルギーの子もいますしね。ひっかかれたりでもしたら大変ですし、野良猫だとどんな菌をもっているかわかりませんからね」

わたしは、さっとその猫をつかまえて、100mさきの民家の植え込みにとりあえず置いて、逃げた。

走って逃げた。やれやれ、と思って朝の準備をはじめると、猫が!今度はうまくバリケードをすりぬけて、園に入ってきた。

猫だ!ねこねこ、ほら、おかあさーん、猫だよー。猫ちゃんおいでー。かわいいー。さわってもいいと?しょうちゃんのママ(わたしのこと)んとこのねこ?

うちの息子も一緒になって猫を追いかけていた。なんとか朝の準備が終わったときには、猫は一階のももぐみに入ろうとしていた。それを先生が必死に追い払おうとしていた。

先生が「なにか、猫よけになるような、駆除するようなものないかなあ」というので、

これは大変と、とっさに、「うちの庭で飼います!」といって猫を抱きあげた。

抱き上げた瞬間、この猫に名前をあげなくちゃと思い、

とっさに「この猫はマキちゃんです。よろしくね」と子ども達に宣言した。

なんでマキちゃんですか・・・??先生は不思議そうやったし、子ども達は

しょうちゃんのママの知り合いですか?などときいてくる。

いえ、知り合いではありません。知らない猫です。

なんでもってかえるとよー!と抗議する子もいた。

いや、そこの家の庭につれていくけん、見えるはずよー。待っときー。

そういって、うちの庭にマキちゃんを放した。

まず、水をあげた。たくさん飲んだ。

そして、ツナ缶一缶ぺろりと食べた。

よーくみたら、マキちゃんは雄猫だった。

たぶん1歳か2歳だな。やんちゃな猫だけど、毛並みもよく、人懐っこい猫だ。おとなしく抱かれるし。

それからわたしは外出した。

帰宅すると、マキちゃんはいなかった。

からっぽのトレイ(園芸用のやつにツナ缶を入れていた)と水がすこし入ったトレイを残して。

マキちゃんと名前をつけたのは、たぶんわたしがいま、京都のしおみまきちゃんに会いたいからだろう。会いたい人の名前をつけた。でも雄だったので、マキは気に入らなかったのかもしれないな。

手紙が3通届いていた。1通は大型だったようなので、夜間再配達にしてもらった。

そして、マキちゃんがいつ来てもいいように、100円ショップで猫じゃらしのおもちゃと、鮭の水煮缶を買った。

そしたら、なんだかお魚がたべたくなったので、今夜はお魚料理にすることにした。

あー、忙しかった!

cat

今日はいまから娘のピアノ教室にいく。

その「ピアノ」にも面白い出会いがあったのだが、それは、また、のちの日に。

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2008年7月 9日 (水)

ハンガリー語です

Jó napot

Ayumi vagyok.

Mr,Ache Jó napotKöszönöm

Napraforgó!

sun

あついですね。

きょうは、ハンガリー出身のアチェさんと

文殊堂の水汲み場で世間話をしました。

ハンガリー語って難しいのね。

さようならって何というの?ときいて、

何度聴いても発音できなかった。

でも、素敵な響きをもつ言語でした。

アチェさん、ありがとう。

ache-san arigatou.

電車、走らせ過ぎないようにしますね。

densya hasirase suginaiyouni simasune.

あゆみ

ayumi

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五色の虹

Himawari 7月。

花屋で茶色いところのない、向日葵を3輪買い、

実家の母にプレゼントした。お中元。(安っ)

いま、だしているとある新人賞の一連のなかに、

向日葵の歌もある。

掲載されるかどうかわからない。

掲載されなかったら、ここでアップします。新作30首。おー太っ腹!

(あ、もしその落選作←もう落選と決めている・・・を掲載してくれる同人誌があったら、ブログで発表するのをやめて、提供します、新作未発表30首。『歌クテル』はどうですか?>あやのちゃん。どうぞよろしく)

毎日歌壇の伊藤一彦さんの選歌欄が先日スタートして、

さっそく掲載してもらっていました。

出して2週間くらいだったかなあ。

毎日学芸部のWさんから連絡なかったら、入選に気がつかないままだったと思います。

(最近しんぶんを読む余裕すらないのです)

Wさんありがとうございましたー。またどうぞよろしくおねがいしますー(ちゅうか自分でチェックしなさい)

加藤治郎さんの読売新聞夕刊(7月5日)の記事は

読者相談室に問い合わせたところ、九州での掲載は予定していないそうです。

東京ローカルだったそうで。

九州の学芸欄はちいさくなってきているそうです。

ああ、がんばらないと。九州の文芸は育たない。

ああ、がんばらないと。

というのが、この強迫観念がわたしの体調を悪くしている原因のようです。

わたしがやらなくても誰かやってくれるだろう。

そう思うことができたら、どんなに楽か。

でも、誰もやってくれない。

わたしは、動きます。

子育てに支障が出ない範囲でですけれど、動きますよー。

みんな、ついてこないでね。わたし、ひとりで充分です、こんな大変な仕事。

でも結社から離れたからそういう活動する余裕ができました。

未来のみなさんには申し訳ないけれど、当分、わたしを放置しておいてくださいね。

で、半年考えます。それでもやはり結社でやっていけないと結論が出ましたら、やめさせてくださいね。

短歌はやめません。

短歌は大好きです。短歌があるから、わたしが存在できると本気で思っています。

九州でも短歌を読むひとや詠むひとが増えたらいいなあ。

rain

梅雨空の五色の虹を待つように見守っていてくれてありがとう

須藤歩実(「毎日歌壇」伊藤一彦選歌欄入選作 7/7)

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2008年7月 8日 (火)

98%

朝、近所の畑にテントをたてて、トマトや夏野菜を売っているおばちゃんから

おいしい野菜を買うようになって1ヶ月。

やっとおばちゃんと仲良くなって、ようよう話をきいてみると、

りりママのおばさんだった・・・・。

おいぃー!最初に教えといてくれよ、りりママさんよう!!

しかし世間って狭いのう。(まあ、このへんは特に狭いわな)

そのりりママさんのおばさんの旦那さんは、自宅(めっちゃ近所)で社交ダンスをしているらしく、

おばちゃんは「社交ダンスば習いにこんねー」といってくれた。

社交ダンス!やりたい。

「若い子は大歓迎よー」

まじ、やりたい。でも初対面の人と手をつなげるだろうか。どきどき。

そんなこんなで、午後は図書館にいき、carinaさんと情報交換をしたり。

電話だけど、いい出会いがあったり。

きのうは笹井くんと1時間くらい電話でしゃべった。

おもしろかった。しかし電話代ささいくんもち。ごめん。

いろんな可能性を試してみるのだけど、ものになるのは2%くらいかな。

でも、98%のおかげでわたしは成長している。

2%があるから、がんばれる。

大切な友人の幸せをこころから願っている。

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2008年7月 7日 (月)

即興詩

 歩く人

                    須藤歩実

思いとか、信念とか、愛とか、憎しみとか、

すべて人それぞれの琴線があって、

はじいたり、切ったり、切られたり、切れた線が頬を打ったり

傷つきますか、そこで歩くのをやめますか

歩きなさい

うしろになにがあるのだろう。虹か。それでも振り返ってはいけない

蛇か。それでも振り返ってはいけない。前をみつめ、足を出すしかないのだ

止まれ

歩け

止まれ

歩け

走れ

倒れろ、そして、立ち上がれ

ちいさな足は、もう赤く腫れ、膿みはじめている

歩け

ちいさな足を、膿んだ足を、大地にめりこませ、あゆむのだ

歩め。

そうだ、そこまでいけばもういい

振り返りなさい。ほら、

街が、小さく小さく、見える

(2008.7.7)

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2008年7月 6日 (日)

おしらせ

こんにちは、須藤歩実です。

暑いです。夏になりましたか?>雲よ、

さて、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、

このブログのプロフィールページをリニューアルしました。

左の一番上の「プロフィール」をクリックしてもらうと、

わたしのプロフィールらしきものが読めます。

なんとメールも送れます。しかしこのメール、ときどきしかチェックしないので、反応悪いですが、何かのときはご利用ください。いたずらはやめてね。

それから、その下に、ずらずらっと勝手にリンクを貼りました。

みんな、わたしの大切なおともだち。でも、リンクを貼られたら困るようという方がいらしたら、ご連絡ください。ごめんなさいね、勝手に貼って。いま、個別に連絡をとる体力がないのです。ただ、大切なお友達の近況をのぞくのを忘れないためにリンクを貼りました。

今日は朝から洗濯をしています。掃除も。布団も干したし、疲れたー。

でも、こういうふつうの暮らしがいちばん素敵。

空に合う服を選びに天神へでかける午後の信号は青

須藤歩実

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ライオンキング

いい出会いが続いている。

天然系の洗剤。まだ使いはじめたばかりなので、名前は伏せておくが、ずっと探し求めていた、まったくそのままのイメージとお値段の洗剤だ。

そして、ライオンキング。

劇団四季の「ライオンキング」を観にいった。福岡シティ劇場。

母の誕生日祝いだったので、いい席でみた。

まず、オープニングで泣いた。

♪Nant's ingonyama bakithi baba

有名なオープニングの歌。わたしはお腹まで鳥肌を立てた。

まず、舞台美術のすばらしさ。

そして、俳優の、演奏家の、スタッフの、いいものを創ろうというひたむきな気持ち。

最後のカーテンコール、拍手が鳴り止まず、10回くらい幕が上下した。

わたしも、できるだけ大きな声で「ブラボウ!」といってみた。日本人だから、「よかったよー」といいたかったけれど、そこまで肝は据わっていなかった。

母にサウンドトラックのCDを買ってもらった。

それを子ども達に聴かせた。

なんと、娘が、「これ、劇でしょう。行きたいなあ」といった。

鋭い。でもチケット高いんだよなあ。あああ、ううう、と返事に困っているわたしを見て娘は、

「誰が行ったの?このCD誰にもらったの?」という。

あああ、あのね、ちいちゃん(うちの母のこと。つまり娘のおばあちゃん)

「へえ、ちいちゃん、ずるいな」

あああ、ううう、(わたしも行ったなんてとてもいえない)

「でもさ、おもしろいよね、この劇。いろんな動物がでてくるんだね」

ん?CD聴いただけでわかるの?

「うん、わかるよ。ライオンのおはなし?」

わたしは一晩考えて、朝、再びライオンキングのチケット予約をした。

娘の誕生日は9月。そのお祝いに、娘と二人でいってみようと思う。

今度は中央の通路側の席をとった。マチネ料金ですが、我が家にとっては清水の舞台からパラシュートをつけて飛び降りるような価格です。

でも、その通路を巨大な象やキリンや鳥たちが通ります。

間近でみせたいと思います。

息子の分はさすがに買えませんでした。まだ4歳だし、いいかー(と言い訳)保育園でお留守番してもらいます。

娘は、鋭いです。

わたしより、ずっと短歌もうまいし、作文も、うまい。

この子の将来がおそろしい。

ただ、健やかに育ってほしい。親としてはその一心で育てている。

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2008年7月 5日 (土)

西日本新聞にいきました。

詩人の浦歌無子さんの紹介で、西日本新聞文化部の記者、Hさんにお会いした。

笹井宏之さんのお父さんが有田焼を並べて演奏する碗琴の第一人者で、そのことを浦さんが音楽担当記者Hさんに伝えてくれたらしく、とんとん拍子で会うことがきまった。

チャーミングな女性だった、Hさん。いきなり笹井くんに電話して、「Hさんという記者さんが目の前に座っているのだけど、かわっていい?女性。小柄。若い。かわいい」といって、笹井くんと直接はなしてもらった。

こういう橋渡しができるのは嬉しい。Hさんはなんと、今月中に有田へ取材に行くといわれた。しかも、親子セットで取材してくれると。笹井くんの『ひとさらい』&笹井パパの筒井さんの碗琴をセットで。

すごいひと紹介してくれてありがとー、浦さん!

ていうか、根性あるよなー、西日本新聞。実家が購読しているので、応援しなきゃ。がんばれ。

原田新八郎のことも話してきた。

ずいぶんまえに西日本新聞で「小さな美術館」をまわるという連載をやっていたそうで、

ネットにも原田新八郎作品を所蔵している伊都郷土美術館の、そのときの記事がのこっていた。

いま、原田新八郎を検索すると、その記事にヒットする。

いや、その記事だけしかないのだ。そういう話をHさんにしたら、

「あー、こんど前原に行く用事あるし、いってみよう」という。

根性あるよなー。即決だし。すごい人だ。

なんだかいろんな展開が期待できそう。Hさん、頑張ってね。あ、でも、プレッシャーには思わないでね。

でも、素材には自信があります。笹井くんの『ひとさらい』にしても、碗琴にしても、原田新八郎にしても、それぞれ新聞記者が足を運び、記事を書くだけの価値のある作品ばかりです。でないとわたしも新聞社にわざわざ営業にいきません。体調、すぐれず、ふらふらですから。

『詩歌句』の担当の方に電話して(その方は出社前だったのだけど)ファックスで誤植箇所を指摘しました。秋号で訂正文を出してくれるそうです。

出版社の誠意を感じることができ、すこし落ち着きましたが、やはり作品の誤植というのは、しかも新人賞に応募するような作品の誤植というのは、ひどく傷つきます。これが結社誌だったら、平気だったのだけど(でも、作品の誤植は、『未来』ではなかった)啄木賞佳作作品ですーと発表された私の作品に一音欠けた歌があったことを悲しく思います。

×海岸に砕けてしまった子ども達シルル紀に貝だったわたし

○海岸に砕けてしまった子ども達シルル紀に貝だったわたしの

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2008年7月 2日 (水)

原田新八郎作品に寄せて二首

昨日は友人のお母さんの講演を伊都文化会館できいたあと、
その会館の隣に美術館があるのを見つけた。
小さな美術館。伊都郷土美術館というらしい。
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/0008/museum/12/12.html
美術館は好きなので、入ってみた。入館無料。

一階には絵画が並んでいた。
原田新八郎というひとの作品らしい。
名前に心当たりはなかった。
なんだか魅力はあるけれど、これというパンチ力はなかった。
しかし二階に上る階段の踊り場で、
わたしは衝撃を受けた。
彫刻!
彫刻が掛けられていた。
原田新八郎は彫刻家だったのだ。
今日まで知らなかったが、前原市出身の有名な彫刻家だったのだ。
二階は壮絶だった。
等身大の男性女性、それも労働者。
「漁婦」、「働く人」、「土に祈る人」、これ全部作品のタイトル。
想像できますか?等身大の働く人の像が何体も何体も、ひしめきあうように展示されているさまを。
衝撃を受けたわたしは、とにかく歌をつくった。
これらの素晴らしい作品群が多くの人々の目にとまることを希望する。
きっと、作品から希望、労働の美しさ、郷土の素晴らしさを感じることができるだろう。
以下、原田新八郎作品に寄せて、二首。
mist
しんとした展示ルームに裸婦像の十体立てり歩めないまま

この耳をもいでおぬしにやろうかのう。おぬしの耳をもいでやろかのう
須藤歩実

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石川啄木賞入選作

現在発売中の『詩歌句』に石川啄木賞の入選作が掲載されています。

わたしは佳作でした。

掲載誌に一部誤植がありましたので、わたしの真作をここにアップします。

(作品の誤植なんて信じられないです。でも仕方ない。いや、仕方ないのですか?)

ゆずいろの指               須藤歩実

春の陽をまちきれなくてまだ奥の湿ったシューズに素足を入れる

真夜中の雨にわたしのキャンディーが舐められていて薄荷のにおい

白いシーツに眠るわたしは暗闇のように誰かを眠らせている

吾として座る少女は給食のミートソースに名前を探す

父親に嘘をつくたび苦くなる体操帽子のゴム紐ぬれて

頬骨は母のつくった窓ならばときどきとんと音がきこえる

おかあさんさわらないでと目を瞑り言えばおかあさん果てしなき

悪いのはわたしでしょうか上靴の裏に刺さった画鋲がひかる

あなたより一日長い夏休み 黒い日傘を空に拡げて

ブラウスにたくさんついた仄白いボタンがひとつひとつかなしい

柚子色の指を見たくて恋人の手袋くっと囓って外す

みたされて眠るあなたの首すじに触れようとする影の鋭さ

垂れこめた雲に溺れる冬木立ほしいほしいあなたがほしい

つぶやいた名前は風にさらわれて私から去る君を追い越す

交わされた言葉は消える引き出しの裏から落ちるノートのように

レントゲン写真にうつる白い雲かなし雨雲かなしfemale

この広い野原を逆さにうつすためラムネの瓶を割ってしまった

スプーンの束にうつったわたくしの顔わたくしの唇 無数に

君の子を産むことのない吾の手を紫陽花にする大粒の雨

すれ違う影がバーコードになってこの街も売られてゆくのです

マリオネット事切れて右足と右手を出した横断歩道

点滅の赤信号が息苦しい からすうりってどこにあるのよ

空蝉のもうあわないと決めたからシンクに切り落としてゆく前髪

海岸に砕けてしまった子ども達シルル紀に貝だったわたしの

鬱病に病巣はない瑠璃色の羽を広げてメールは堕ちる

草原に脱ぎ捨てられた長靴を母と呼ぶには心細くて

夕空の木々に生息する蜘蛛を星と呼ぶにはまだ早すぎて

蝉の翅一枚分の影を踏む私一人を助けるために

手のひらにぽんかん一顆およがせてはつものと発音する病室

そのままのわたしでいいという人と花の終わった球根を抜く

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