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2007年1月

2007年1月19日 (金)

ありがとうございました!

先週末は「未来」福岡歌会と、「未来」彗星集京都歌会に参加しました。

どちらの歌会でも特別に時間をとっていただいて、未来賞のお祝いをしていただきました。

本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

あさってはいよいよ新年会で、授賞式です。

日帰り・・・。長い旅になりそう。。

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2007年1月 3日 (水)

祖母の死と挽歌

1週間前、祖母が死んだ。

はっきりいって、不意打ちだった。

しばらく入退院を繰り返していたのだが、治ると信じていた。

葬儀を終えて、新年を迎えた。

こんな年のはじまりってあるだろうか。

誰よりも正月を大切に過ごしてきた祖母が年を越せないなんて。

私はというと元旦から今日までをほとんど布団の中ですごした。

情けないが、ショックと疲れで起き上がれなくなったのだ。

ああ、悲しいときに気丈にふるまうなんてこと、わたしにはできない。

ぜったいできないできない、と思っていたのだが、今朝かろうじて数の子は漬けた。

今夜は雑煮をつくろうかと思っている。

たった1週間の時間が悲しみを薄くしたのだろうか。

悲しいときこそ歌をつくりなさいと、いつか結社の先輩にいわれた。

人はすぐに辛さや悲しみを忘れてしまうから、と。

それでいま、うたをつくろうとしたのだが、なんだかこころがかさかさしている。

(ああやだ、かさかさっていやなオノマトペだ。鳥肌がたつ。)

そうまでして、なぜわたしは歌を詠むのだろう。

なぜ短歌なのだろう。

去年ずっと自問してきた。

そして答えがわかってきた。

わたしは短歌がすきなのだ。

恋に理由がないのと同じ。

少しずつ気持ちを落ち着けて、祖母の挽歌を詠もうと思う。

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2007年1月 2日 (火)

未来賞受賞作

12月27日、祖母が急逝したもので、新年のご挨拶ができずに申し訳ありません。

年賀状を頂いた方、ありがとうございました。

以下、昨日ご報告した未来賞の受賞作です。

感想など聞かせてください。よろしくおねがいします。

***

木箱の記憶

国道の黄色いラインにうつ伏せて風のやむのを待つ揚羽蝶

一度殺されたわたしが起きあがるふくらみかけた胸を痛めて

ふわふわの産毛の生えたこころまでおんなのこだということを知る 

硬すぎる林檎は木箱に戻されるナイフの傷に気が付かぬまま

止められた時計が胸に揺れているプール開きの歓声のなか

白いシーツに眠るわたしは暗闇のように誰かを眠らせている

吾として座る少女は給食のミートソースに名前を探す

ばらばらに沈んでいったわたくしの欠片は母のにおいがします

遠浅の海で拾った貝殻を耳にあてれば昨日の悲鳴

背中から感じる君はわたしより鏡のなかのわたしを見ている

君のいう愛は私の愛だからコンビニで買う赤い口紅

みたされて眠るあなたの首すじに触れようとする影が鋭い

シーソーがかたんと鳴ったまた君の愛を疑うように口づけ

夏にあけたピアスホールが塞がって君に逢えなくても生きている

陽を浴びてうつむくことのたくましさ向日葵はただ立っているのだ

ビー玉に閉じ込められた青い羽透かしてみたら息をしている

秋風は透明な矢印わたくしは生まれるたびに流されてきた

燃え尽きた火薬を落とすうすべにの紙縒りにのこる夏のやさしさ

誰もいない花壇で歌う誰もいない花壇の歌は誰かのために

病室の窓に降りこむ夕立のあたたかければ指をひろげる

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2007年1月 1日 (月)

未来賞

「未来」1月号が届きました。

そこで発表されたのですが、実はわたし、2006年の未来賞を受賞しました。

こんな大きな賞をいただいてよかったのかなあ。

1月21日、「未来」の新年会で授賞式もしていただけるそうです。

・・・。

本当に何かの間違いだとしか思えない。

でも、とにかくこれから頑張らないといけないなあ。

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